現状維持は現状維持ではなくて退化
今回は、僕なりにはちょっと攻めたタイトルと内容にしました!
と、言うのも僕の周りにいらっしゃる人たちは、皆さん常に学び成長し、その学びを自分だけに留めておくのではなく、どんどんアウトプットしながら、どうしたら人の役にたてるのかを、本当に心の底から楽しみながら行動している人が多いんですね!
僕もよく、『なんでそんなに本読んでるの?』とか『なんでブログや音声配信してるの?』と聞かれることも多いのですが、それらを行うことによって、自分の考えや想いを一人でも多くの人に届けられて、なおかつその人に『人生が変わるきっかけ』を受け取ってもらえたら、めっちゃ嬉しいからです!
でも一番の理由は、読書も配信も全てが自分の学びになり成長に繋がっていることが、とても楽しいからなんですね!
きっと近しい想いや考え方がいらっしゃる場に身を置いているので、周りの人も常に学び成長しているのかなーと感じます。
その反面、そういった『学び』や『成長』を自ら行い楽しんでいる人だけじゃないことも知っています。
- 全く本を読まない
- 人と意見の交換をしない
- 新しいことにチャレンジしない
こういった事を全くやらない人もいらっしゃることは理解しています。
どんな物事でも、『やる・やらない』は本人の意思の自由ですし、もしかしたら環境や事情があり『できない』といった人もいるかも知れません。
ですので、学ぶことを『やらない・できない』に対し、否定することも悪いと決めつけることも、僕はしません。
ただ、『学び』をやらずに、これまでの自分の人生で学んできたことを自身の中に留めておく『現状維持』になっていると思っていらっしゃったら、それは注意が必要です。
なぜならば、あなたは現状維持でも時代は進んでいるからです。
現状維持は現状維持ではなく、退化なのです。
例えば、新しいデジタル技術が出たとします。
その新しいデジタル技術を、たまたま見たニュースで紹介されていたり、たまたま見た広告で知ることもありますよね?
世間一般で紹介されているということは、そのデジタル技術はすでに世間で認知されていたり、すでに使われている技術です。
こういった技術や、その技術を作った商品やサービスって、実は数年前からあったりします。
ですので、世の中にニュースとして出てきた時点で、すでに古い情報だったりするんですね。
また、そんな新しい技術・商品・サービスを見て、『自分にはついていけない』『言っていることがさっぱり分からない』『自分には関係ない』と言い、思考を停止させてしまう人もいます。
こういった人たちは、自分の理解の範疇を超える物事に対し、情報に蓋をして思考を停止し自分の知っている世界が全てという考えに陥りやすくなっています。
つまり、自分の世界に現状維持してしまっているのです。
しかし、上記でもお伝えしたとおり、時代は進んでいますし、世界は動いています。
だからこそ、現状維持は現状維持ではなく、退化なのです。
情報は自分から取りに行かないと手に入りません。
そして面白いことに、情報を取りに行けば行くほど、また新しい情報が自然と入ってきます。
これは、情報に対してアンテナが立っているんですね!
例えば、これまでダイエットに興味がなかった人が、ある時自分の体重や見た目を見て、痩せよう!とダイエットを始めようと決意します。
すると、これまで気にもしていなかったダイエット情報や広告などに敏感になることはないでしょうか?
また、お子様が生まれた方は、これまで子供に関心がなかったのに、自分の子供だけでなく周りの子供も意識するようになったという話も聞きます。
でも実は、ダイエットであってもお子様であっても、その情報というのは世の中に無数に溢れかえっているにも関わらず、これまで全く目に入らなかったり聞き逃しているんですね。
なぜならば、これまではその情報になったく興味関心がなかったからなのです。
しかし、一度その情報に興味があったり関心を寄せたりすると、不思議なぐらい世の中にある情報をキャッチすることが出来ます。
心理学的に『カラーバス効果』や『カクテルパーティー効果』と呼ばれることも多いので、気になる方はぜひ調べてみてください!
カラーバス効果
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
カラーバスは「color(色)」を「bath(浴びる)」、つまり色の認知に由来するが、色に限らず、言葉やイメージ、モノなど、意識するあらゆる事象に対して起きるとされる。
加藤昌治氏による2003年の書籍『考具』にて、アイデア発想の手法の一つとして紹介されている。人間の脳は特定の事象を意識することで、五感で得られた情報からその特定事象のみを積極的に認識するという性質を持ち、それを利用しているとしている。
カクテルパーティー効果
カクテルパーティー効果(cocktail party effect)とは、たくさんの人が談笑しているパーティーのような中で、会話や雑音の中からでも「自分が関係していること」「自分が興味のある内容」をきちんと聞き取れる現象のこと。音声情報を無意識に選択して聞き取る「音声の選択的聴取」のこと。
1953年に心理学者のエドワード・コリン・チェリー氏(Edward Colin Cherry)によって提唱された。
カクテルパーティー効果は脳の「選択的注意」によって生じ、これは聴覚だけでなく視覚などでも発生する。
学びは成長に繋がります。
そして人は学びをやめたとき、成長は現状維持ではなく退化します。
どんな方法でもいいですし、自分にあった学びで大丈夫ですので、学びを止めずに成長していきましょう!
ではまた!
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3月 5日(金)20時
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