変わるきっかけと変わる方法は様々
このブログでお届けしている『自分”軸”』
僕は、『自分”軸”』を『ありたい自分』や『芯』や『譲れない思い』などの、総称として捉えているので、人それぞれの言語化があるかと思います。
今でこそ、自分の『自分”軸”』はこれだ!と気づけていますが、昔からありたい自分に気づいていたわけではありません。
多くの人と同じように
- やりたいことが分からない
- 何をしたいか分からない
- 特に目標がない
という人生を生きていました。
むしろ、『やりたいことなんてない』『他人と関わりたくない』『目標なんてなくても生きていける』ということすら思っていた時期もあります。
特に20代の頃は、人に興味がなく、自分さえ良ければいいと考え行動していたこともあり、その結果、人間関係が悪化し仕事でトラブルは起こすしチームの雰囲気は悪くなるしで、その結果お客様に迷惑をかけてしまうこともあり、散々な日々を送っていました。
そんな日々が続くとどうなるか。
自分が仕事をやりづらくなるのは当たり前として、チーム内がギクシャクし動きが遅くなりますし、そのせいで取引のあるお客様にまで迷惑をかけてしまう。
つまり、誰一人として幸せな状態の人がいないのです。
これは何が原因なのかを考えると、とても簡単なことで
僕が悪いということです。
何故ならば、僕が自己的な考え、他社排除を行った結果が全体へ悪影響を及ぼしてしまっていたので、最初の発端である僕に問題がありました。
ではどうすれば、チーム全体の雰囲気が良くなり、スピードも上がり、お客様にも迷惑をかけずに価値を提供できるようになるのかを考えた時に、色々と方法や手法を考えたのですが、変な小細工でどうにかしようと、また『自己的な考え』に陥っていました。
テクニックや小細工ではなく、もっと根本的なこと。
単純に考えて、ことの始まりは僕が悪いのですから、僕が変わるしかないと言うことです。
しかし、その変わる方法が分からない。
何から始めれば良いのかも分からない。
誰かに聞くこともできない。
聞ける人がいない。
でも、何かを始めなければ何も変わらない。
そう思って、一番最初にやってみたのが
『本を読むこと』でした。
ただこの時は、本を読むという習慣もなく、読んだことをどうやって活かしていくのかも分からず、それでも藁をもすがる思いで、『自己啓発』『心理学』『コミュニケーション』などの本を読み漁っていました。
最初は全く内容が理解できず、読んでいて意味があるのかなと思っていましたが、量は質に転換するとはこのことで、だんだんと本の内容が理解できてくると、少しづつでもまずはこの方法を試してみようと行動に移していきました。
しかし、その行動もすぐに結果が出るわけもなく、また、そもそもメンバーから見た僕の信頼は地に落ちているので、そう簡単にうまくいくはずもありません。
それでも、ここで変われなければ、自分は一生変われない、人に迷惑をかけ続けて生きていくだけだと思い、そもそもこの状況を作ったのも自分自身なんだから、ここを乗り越えないでどうするんだという、半分気合のような意思で、それでも読書と行動を変えていきました。
続けていくこと、数日・数週間・数か月・・・
変化は少しづつ少しづつ現れてくるのです・・・
つづく・・・