選択肢が多いときはどうするか?
想像してみてください
あなたの前に一本の道が続いています
それがあなたの人生だとします。
これは幸せでしょうか?
逆に
あなたの前に無数の道が分かれています。
これは幸せでしょうか?
どっちが幸せなのか、幸せではないのかは人それぞれではありますが
すでに決められた人生があるとしたら、それはそれでつまらない人生かもしれません。
では無数の分かれ道がある人生は、反対に楽しいのか?と考えると、あまりに選択が多い人生も悩みが多いのかもしれません。
そんな時、何を基準にして無数に広がる道の一つを選べば良いのか?
これには2つの方法があります。
1つは『やらないことを決める』ということです。
例えば、目の前に10本の道があるとします。
その道をひとつひとつ見てみると
ちょっと危なそうだな・・・
嫌いな人が見えるな・・・
嫌な予感がするな・・・
と、直感や経験などから、この道には行かない(やらない)という決断をし
1本の道に絞っていく方法です。
決して消去法ではなく、この道に行かない(やらない)と決めることが大事です。
もう一つの方法が『自分の”軸”で決める』という方法です。
例え目の前に10本の道があっても、『自分の”軸”』に照らし合わせて
『自分はこの道を行く!』と決意し進むことです。
他の9本には目もくれず、揺るぎない想いと意思で進む方法です。
でも、実はこの2つの方法は表裏一体なことにお気づきでしょうか?
それは、何かをやると決意することは、他の何かをやらないと決意しているのです。
自分の”軸”で考えて、10本の道の中で1本の道を選ぶ決意をしたのです。
自分の”軸”で考えて、10本の道の中で9本の道は選ばない決意をしたのです。
人生は常に選択と判断の連続です。
何かをやると判断したのなら、他のことをやらないと判断したのと同じになります。
では、選択肢が多いことはいいことなのでしょうか?
僕は選択肢がない人生よりは、選択肢がある人生の方がワクワクします。
『幸せとは、選択肢があり、自分で選ぶことができる』と聞いたことがあります。
僕は全くもってそのとおりだなと感じました。
選択肢がなければ、選ぶこともできない。
例え選択肢があっても自分で選べなかったら、自分の人生ではありません。
人に選ばれたら、それは他人の人生を生きていることになります。
そうではなく、自分の人生の道は自分で決める。
何をやりたいのか・何をやりたくないのか・どうしたいのか・どうありたいのか
これを決めるのは自分自身です!
選択肢が多いのはいいことですが、あまりに多すぎるとそれはそれで迷ってしまうかもしれません。
でも、一つづつこれはやらないと決めれば、一つのこれをやると決断すれば、あとはそこに集中してやるだけです!
何かに迷って選べなくなったとき、自分の”軸”で考えて『これはやらない』と決断してみてはいかがでしょうか?
ではまた!