SHARE LIFE/石山アンジュ:書評
石山アンジュさん著書の『SHARE LIFE(シェアライフ)』を読みましたので、感想を書いていきます!
世の中の悩みはシェアで解決できる!
僕自身も少し前から、『シェア』とい考えにとても興味がありました。
単に物の共有だけではなく、情報や共感や生活でさえも共有できることに関心があったのですが、具体的に何をすばいいのか・どこでやっているのかが分からなく、一歩を踏み出せていませんでした。
そんな考えがあった中、出会ったのが、石山アンジュさんの『SHARE LIFE』でした。
読み進めていくと、まさに僕が思っていたことや、やりたいと思っていたことが書かれていたり、『そんなことまでシェアで!?』『そういう考えもあるのか!』と、ワクワクして読むことをやめられなくなるほどでした!
日本には昔から『相手を思いやる気持ち』や『お互い様』の精神があります。
そのことから、日本ではもっともっと『シェア』という発想が生まれてもいいのではないかと思います。
しかし『シェア』にもメリット・デメリットがあります。
それは『お互いの信頼関係』です。
『信頼関係』によっては、『シェア』はメリットにもデメリットにもなってしまいます。
おそらく今の日本では、まだまだ『信頼関係の構築』が不十分なのではないかと感じます。
すこし大げさかもしれませんが、例えば、明日から全く見ず知らずの人と一緒に暮らすことになったら、いきなりその人を受け入れることができるでしょうか?
初めて会った人に、食べ物を渡されて口にできるでしょうか?
あまり中の良くない人と物の貸し借りができるでしょうか?
正直、僕はできません。
『シェア』に興味はあっても、今すぐなんでも誰とでも『シェア』できるかと言われたら、できません。
ちょっと大げさな話ですが、『シェア』にもメリット・デメリットは存在するということです。
ただ、それでも『シェア』には、今後の日本の『新しい生き方』になる思想だと思います!
今、日本で問題になっている
- 人口減少
- 少子高齢化
- 雇用問題
- 孤独
- 幸せ
- 家族
- 地方の過疎化
そのどれもが『シェア』によって解決できるかもしれません!
具体的にはどんな『シェア』があるのか?
『シェア』によって日本はどう変わるのか?
『コミュニティー』の重要性とは?
気になる人はぜひ『SHARE LIFE』を読んでみてください!
人と人とのつながりが大事だと、改めて考えることができる、素晴らしい本ですよ!