『僕たちはもう働かなくていい』堀江貴文:書評
堀江貴文さん著書の『僕たちはもう働かなくていい』を読みましたので、感想を書いていきます!
ホリエモンの本はこれで4冊目です。
ホリエモンの言うことはいつも真実味を帯びており、自分の新年と思いを一切曲げることなく、他人からの干渉をものともせず、いつだって思ったことを思ったように言うところが、とても大好きです。
今回の本は人とAI・ロボットが共存していく未来を想像しながらも、すでに現実で実際に使われている技術の紹介をしています。
しかし、ただ紹介するだけではなく、皮肉を交えているところにホリエモンらしい楽しさがありますw
例えば冒頭から
もしAIに驚異を感じるのなら、AIのことを正しく学び、現在の知見から、人間社会になにをもたらそうとしているのかを、自分なりに考えてみるべきだ。
火を怖がったサルみたいに、テクノロジーの前で怯えているだけでは何も解決しない。
と書かれてる通り、要は『AIを認められないのはサルも同然』ぐらいにとらえられるw
昔は、人が足で運んでいた物が、車や船や飛行機で物を運んでいる
昔は、水を汲みに行っていたのが、今は蛇口を捻れば水が出る
昔は、新聞だったのが、今ではスマホで情報を見ることができる
つまり、時代と共に技術は進化しどんどん便利になっているはずなのに、人は自分の理解の範疇のものに恐怖感を覚え、今のままがいいと勘違いしてしまう。
そして周りの環境が変わってそれが安心だと分かると、まるで手のひらを返したようにそれを使い始めて、安心感を得る
その新しい技術は、いつだって非難された人が作っているのに。
技術の発展によりAIやロボットの進化は爆発的に伸びている。
今、世の中で心配されているのは、進化したAIやロボットに人間の仕事が奪われるんじゃないかということ。
これにはホリエモンがこの本だけではなく、いろんなところで言っているのですが
『人が面倒だと思う仕事は全部AIやロボットに任せればいい。その分、人間は好きなことに時間を使えるようになる』
これには僕は100%同意です!
例えば、単純な入力作業などは人よりもむしろロボットの方が正確ですし、得意な分野です。
僕の仕事上、『RPA』というサービスの紹介をすることがあるのですが、これがまたとても優秀な機能で、およそ人が行う入力作業をほぼこなすことができます。
それも24時間寝ずに・文句も言わず・ミスもなく(もしミスがあれば最初に設定した人間のせいです)淡々とこなしてくれます。
また、僕たちの生活にもAIやロボットはすでに使われています。
掃除機や冷蔵庫や電子レンジ、今あなたが使っているスマホやパソコンももちろんAIが組み込まれています。
これからは今よりもさらにAIとロボットが身近になっていき、人と共存していく未来が訪れます。
ではいったい、どんな未来が訪れて、今、どんな技術が進化しているのか?
すこしでも興味がある方は、ぜひこの本を読んでみてください!
これから来る未来にワクワクしますよ!