半径3メートル以内を幸せにする/本田晃一:書評
本田晃一さん著書の『半径3メートル以内を幸せにする』を読みましたので、感想を書いていきます!
いきなりですが、ちょっと考えてみてください。
あなたが心から幸せにしたい人は何人いますか?
あの人には恩があるから
あの人にはいつも良くしてもらっているから
あの人をいれないとなんだか悪いな
なんていう感情てきなことは取り払って
あなたが本当に心から幸せにしたい人は何人いますか?
数えれたでしょうか?
一人でも三人でも十人でも、あなたが心から幸せにしたいと思った人がいるなら、とても素晴らしいことですし、相手の方はあなたに思われてとても幸せだと思います。
さて、ここでもう一つ質問です。
あなたが心から幸せにしたい人の中に、あなた自身はいましたか?
おそらく、『幸せにしたい人の中心に自分がいたよ』と答えられる人は少ないと思います。
この本は、自分を中心とした『半径3メートルを幸せにする』方法や考え方が書かれた、素晴らしい本です。
『半径3メートル』といっても、物理的な距離ではなく
『半径3メートル』 = 『心の距離』
つまり、自分が心から大切にしたいと思う人たちのことです。
人を幸せにするためには、まずは自分が幸せにならなくてはいけません。
自分の幸せになしに、相手の幸せを優先することは、自己犠牲に近いものになってしまい、いつかあなたの心を蝕んでしまいます。
そんな、まずは自分が幸せになる方法や考え方が、この本に書かれています。
その上で
- 幸ってそもそもなに?
- 自分が相手にできることは?
- 大切な人を幸せにするには?
ということが、精神論や気持ちだけで書かれていることなく、本当に相手を思いやり自分を思いやることが書かれていて、とても読みやすい内容になっています。
まずは『自分を満たしてあげる』
そして自分ができることで『相手を満たしてあげる』
あなたが心から幸せにしたい人は何人いますか?
この本を読むと、幸せにしたい人数が、今よりずっと増えるかも知れません。