『ギブファースト』でいこう!
『与えよ、されば与えられん』
新約聖書に書かれている言葉ですが、読んだことはなくとも聞いたことはあるって人は多いのではないでしょうか?
この一言ってもの凄く重みがありますよね。
人になにかをあげる・人になにかをもらうための行動は、何千年も前から変わっていないのかなと感じます。
そこで今回は、人になにかをしてもらいたいなら、まずは自分から相手に何かをする『ギブファーストの精神』のお話です!
みなさんは、相手から何かしらの物や行為が欲しいと思ったことはありませんか?
例えば
- この仕事忙しいから誰か手伝ってくれないかな?
- この情報の詳しいことを誰か教えてくれないかな?
- 困った・・・ 誰か助けてくれないかな・・・
つい最近のことでもいいので、何か一つ思い浮かべてみてください。
その時に、あなたは与えてくれる人に対して、先に与えていたでしょうか?
相手に与えてほしいなら、まず自分から与えることが大切です!
これがギブファースト!
先程の例で言えば
- 仕事を手伝ってもらいたいなら、先に相手の仕事を手伝ってあげる
- 情報が欲しいなら、先に自分が知っている情報をアウトプットする
- 自分が困っているなら、先に困っている人を助ける
相手に与えられるものだったらなんでもいいんです!
例えば仕事のことであれば
- 自分はEXCELについて詳しいから教えてあげよう
- 文字打ちは早いからやってあげよう
- 取引先のAさんを紹介してあげたら、喜んでもらえそうだ
プライベートあれば
- 日頃、このスポーツをやっているからコツを教えられそう
- 読んでいる本の紹介ができる
- 美味しい肉料理がでるお店を知っているから教えてあげよう
などなど、本当になんでもいいんです!
別にその道で一番でなくても、相手より少し詳しいことを先に『ギブ』して、貸しを作るようなイメージです。
『貸し』というと少しネガティブなイメージかも知れませんが、『貸し借り』はとても大切なことで、物やお金だけではなく『時間』の貸し借りも含まれます。
自分の苦手な作業があったとしましょう。
でも、Aさんにこの仕事をお願いしたら自分の半分の時間で終わる。
だったら、Aさんが苦手で自分が得意な仕事を先に手伝おう!
こうすればお互いの得意分野で本領を発揮し、仕事時間の削減に繋がることができます!
自分なんて、なにも役に立てる事なんてない・・・
もしかしたら、足を引っ張ってしまうかもしれない・・・
自分には得意なことなんてない・・・
そんなことありません!
そう思ってしまうのは、自分を知らないだけなんです。
どうすれば人の役に立てるか、自分に何ができるかを把握するためには
日ごろ自分がやっていることや楽しんでいることを『数値化』しておくことをオススメします!
例えば
- いつもこの仕事は30分以内に終わらせている
- この業界については50人ぐらい人脈がある
- 週に4回、1時間程度のジョギングをしている
- 毎月3冊の読書をしている
あなたにとってはいつもの事なので、たいしてすごいと思っていない事でも、相手がきいたら『すごい!』と思って『その情報教えてよ!』となることはいくらでもあります!
自分から相手に先に話しかけたり、なにかを与えることは勇気がいるかもしれません。
何に困っているかも分からないのに、何を手伝えばいいかも分からないかもしれません。
そんな時は、相手の表情をみてください。
だいたい困ってる人って困ってる顔をしてますからw
そうしたら、ぜひ『どうかしましたか?』『なにか困ってますか?』『手伝えることはありますか?』と声をかけてみてください。
もしかしたら『いや大丈夫』と断れることもあるかもしれません。
でも、自分を気にかけてくれているというのは嬉しいですし、あなたが勇気をもって声をかけたことは、相手はきっと覚えてくれています。
何度か声をかけるうちに『じゃあこれお願いしていい?』『ここ得意だったよね。頼んでもいいかな?』と相手に貸しを作れるチャンスが生まれます!
頼まれたら全力でやりましょう!
そして圧倒的な結果を出しましょう!
あなたのこれまでの経験は、今この時のためにあったと思えるほどに!
こうすることで、もし自分が困ってことが起きた時に、相手から助けてもらえたり、与えてもらえたりすることができるのです!
ぜひ自分が先に与える『ギブファースト』の気持ちを忘れないで
お互いに助け合える関係性を築いてください!
ただ、『ギブファースト』にも注意があります。
それはまた次回のブログで!