弱いところを見せることは弱いことじゃない
みなさんは自分の苦手としていることや、不得意なことはあるでしょうか?
おそらく『不得意なことは一つもない!』という人はいないと思います。
反対に『得意なことは一つもない・・・』なんて人もいないと思います。
例えば僕は『数字の管理』が大の苦手・・・
でも『人に教えること』は少しだけ得意です!
ただ、自分は得意だ不得意だと思っていても、上には上がいるもんで、僕より圧倒的に『人に教えること』が上手い人がいたり、僕以上に『数字が苦手』という人だっています。
だからといって、自分の得意不得意を隠す必要はありません!
例えば、サッカーや野球を教える人はプロじゃなきゃダメでしょうか?
医者や教師であれば『資格』や『免許』が必要ではありますが、20年も30年も経験しないと、人前に出てはいけないでしょうか?
要は、自分が教える人よりちょっとだけ知識があって、その人に分かりやすく伝えられて、理解してもらえればいいんです。
ビジネスだって、先輩や上司が全員その事業のプロでしょうか?
知らないことはなにもない、完璧超人なんていません。
でも教えてますよね?
それと一緒で、教える人よりちょっとだけ知識があるだけでいいんです。
むしろ、身近な存在のあなたの方が、厳つい上司より頼られるかもしれませんw
そして、自分の不得意や苦手としている『弱いところ』は隠さずに、どんどん人に打ち明けてしまいましょう!
心理学的には『自己開示』というものになりますが、そんなに難しいことではありません。
人は、相手からプライベートなことや苦手としていることを打ち明けてもらうと、それに応じた話を返そうという心理が働きます。
例えば、こちらから趣味の話をすると、相手も趣味の話を始めたり
プライベートな深い話をすると、それと同じぐらい深い話をしだしたりします。
つまり、自分の弱いところを先にさらけ出すことにより、相手も苦手としていることを話してくれる。
そこで、相手の助けになれることがあったら、全力で助ける!
しかもギブファーストで!
すると今度は、相手があなたの苦手なことが自分の得意なことだと分かると、お返しをしてくれるようになるのです!
人には得手不得手があります。
相手が苦手として自分が得意なことなら、全力で手伝ってみてください。
そして自分が苦手なことは、得意な相手にやってもらえるようにしましょう。
その為には、まず自分から相手に尽くすギブファーストが大切です!
自分の弱さを見せることは弱いことではありません。
お互いに弱さをさらけだし、お互いに得意としていることを助け合う。
そんなマインドセットを大切にしたいですね。