『世界NO.1プレゼン術』:書評
澤円さん著書の『世界NO.1プレゼン術』を読みましたので、感想を書いていきます。
始めて3回連続で読み直した本でした。
それぐらい内容が素晴らしいと言うことです。
最初に澤さんが出されている本で読んだのは『あたりまえを疑え。』でした。
この本を読んだときの衝撃と言ったら、まさに雷が落ちるとはこのこと!
僕は、一発で澤さんのファンになり、澤さんに会いにイベントにも参加するほど。
『あたりまえを疑え。』では、日常で自分が『あたりまえ』と思って行っていることや、他者からの『常識』に縛られることなく、生きていこうという内容でした。
今回読んだ『世界NO.1プレゼン術』では、実際に澤さんが本業とされている『プレゼン』の方法を、余すことなく記述してある、とても勉強になる本です。
この本の内容は、大勢の前でプレゼンをすることを目的とはしておらず、社内の企画を通すときや、営業であればクライアントに提案をするとき、プライベートでも使える内容となっています。
実際に僕は営業の仕事を行っているので、少しでも勉強になればと思い購入しました。
少しどころじゃなくてめちゃくちゃ分かりやすくて実践的だわコレ!!!
僕の持論ではありますが、人生の中で『営業』や『プレゼン』を行っていない人は、1人もいないと思っています。
例えば
- 会社で上司に企画をするとき
- 同僚に仕事を手伝ってもらうとき
- 友人や家族にお願いをするとき
- 子供が親におもちゃをねだるとき
なにも営業職をやっている人だけが、『営業』や『プレゼン』をしているわけではなく、上記のようなことも『営業』や『プレゼン』になるのです。
だからこそ、人生の中で『営業』や『プレゼン』を行っていない人は、1人もいないと思っています。
『世界NO.1プレゼン術』を読んで実践すれば、僕は今よりも一つ二つ上に成長できるなと感じました!
なぜならば、僕は今まで営業をやっていく中で、『商品の価値をちゃんと伝えられれば売れるだろう』『お客様にメリットやベネフィットを感じてもらえれば売れるだろう』と思っていました。
僕の考えとして『お客様が望む物やサービスだけを考えて販売する』ということに迷いや間違えは無いと思っており、『メリット・ベネフィット・商品価値』を伝えて販売することに、間違えは無いと信じています。
しかし、『世界NO.1プレゼン術』を読んでみて自分に足りないことを痛感しました。
プレゼンの3つのゴール
- 聴いた人がハッピーになる
- 聴いた人から行動(決断)を引き出す
- 聴いた内容を他人に言いふらしたくなる
2はこれまでまあまあできていたかなと思います。
3は微妙です。担当の人がいいと思っても、上司でNGになることもたくさん経験しました。
一番できていなかったのが1です。
上記で書いた通り『メリット・ベネフィット・商品価値』を伝える手法はやってきましたが、それがイコール相手のハッピーには繋がってはいなかったのです。
僕は相手が『ハッピー』になって行動をさせてはいませんでしたし、そもそも『ハッピー』になってもらいたいなんて、考えたこともなかったです。
それを考えると、1ができていないのならば2も3も、自分ではできていると思っているだけで、本当はできていないんじゃないかと感じました。
ただ伝えるだけ理解してもらうだけの『説明』ならば、動画や資料をみれば済みます。
まぜ、自分が人の前で、お互いに時間を使ってまでプレゼンをする必要があるのか?
聴いた人をハッピーにするため!
ハッピーになって未来へ行動してもらうため!
そんなハッピーを誰かに伝えてもらうため!
相手に何も感じてもらえなかった、行動してもらえなかったのなら、そのプレゼンは失敗だったということになります。
でも、『私はプレゼンが得意です!』なんて人は、正直少ないですよね?
できるようになれたらいいけど、どうやって『プレゼン力』を高めたらいいか分からないですよね?
そんな人はぜひ『世界NO.1プレゼン術』を読むべきです。
実は澤さんも最初から『プレゼン力』があったわけではなく、むしろダメダメだったそうです。
しかし、ダメだったからこそ、どうすれば伝わるようになるのかを、試行錯誤され、今はバリバリの『プレゼンテーション』をし、輝かれていらっしゃいます!
どうすれば、『プレゼン』がうまくなるのか?
その方法は?
秘訣は?
実際に何をやればいいの?
詳しくは、僕のブログでは書きません。
ぜひ、『プレゼン力』を上げたい人は、本を手に取り実践してみてください!
これからの時代、一番必要なのは『プレゼン力』になりますよ!