「9マス」で悩まず書ける文章術/山口拓朗:書評
山口拓朗さん著書の『「9マス」で悩まず書ける文章術』を読みましたので、感想を書いていきます!
僕はただいま絶賛アウトプット停滞期にあります・・・
ブログ毎日更新を目剤しているのですが、必ずしも毎日ではなく『ほぼ毎日』になってしまっている現状です。
調子のいいときはスラスラ書けるのに、一旦ストップしてしまうと何を書いていいのやらで、タイピングの指が止まってしまいます。
どうしたらいつもネタに困らず、文章もスラスラ書けるようになるのか?
その答えが『「9マス」で悩まず書ける文章術』にありました!
ヒントではないです!
答えです!
なぜブログに書くネタが無くなってしまったり、文章がスラスラ書けないかと言うと
情報不足だから。
つまり情報さえあれば、ブログネタに困ることはないのです。
ではなぜ情報が足らないのか?
欲しい情報のアンテナが立っていないからです。
そこで役に立つのが『9マス情報キャッチ法』
この方法が本の中に詳細に書かれているので、さっそく僕自身で実践してみますね!
誰でも今すぐできるほど、やり方は簡単です!
まず紙でもなんでもいいので、9マスを書きます。
紙に書いてもいいですし、僕はExcelで書いてみました。
そして真ん中に『テーマ』を書きます。
僕の場合は『アウトプット』
ここから『アウトプット』を分解していきます。
僕なりの『アウトプットの仕方』を書き出してみました。
これだけでも、アウトプット方法のアンテナが立ちます!
例えば、ブログも目的もなくただ書くのではなく、『内容は?』『どんな記事が人気なのか?』『他の人はどんなブログを書いているのだろう?』と深掘りするためのアンテナが立つようになります!
そしてこの『深掘り』がとても大事で、この9マスから更にマスを増やしていきます!
今度は『ブログ』をテーマにして9マスを作ります。
このように書き出すことにより
- 毎日更新するためにはどうするべきか?
- 内容は、書評・ビジネス・不の解決・映画感想・プライベートなことがいいかな?
- フィードバックを得るためには?
- 1記事書は30分ぐらいで書き終えたい
と、次々にブログを書くための情報アンテナが立つようになります!
そして『アウトプット』について分解し深堀したのがこちらです。
各マスを深堀することで9マスから81マスまで広げることができました!
自分でやってみてポイントになると思ったことは
思いついたことを否定しない。
例えば、僕は『本』も『YouTube』も『セミナー』も、現在は全くやっていません。
しかし、どれも興味があります。
また、『Twitterのマス』にしても『ポジティブな発言』や『共感』なども、そんなの当り前だから書かなくていいと思わずに、書き出すことで『ほかの人はどんなポジティブな発言をしているのだろう?』『共感してもらえるフレーズってなんだろう?』と情報を得ようとアンテナが立ちます。
『こんなことは書かなくていいだろう』と否定せずに、思いついたらどんどん書いてしまうのがコツですね!
この9マスを使うだけでも文章を書いていくことも可能です!
例えば『人に教える』ことを9マスを使って文章を書くと
相手に情報を教えるには、教えるコンテンツの知識が必要です。
さらには、ターゲットの情報や伝え方にも工夫が必要です。
なぜなら、小学生に教えるのか自分より年上の人に教えるのかで、教え方や教える方法も変わってきます。
ただ、大前提として『教えることが目的』ではなく、誰にでも分かりやすく教えられることで『聞いた相手がハッピーになる』ように、教えることが大切だと思います。
このような文章を書くことも可能です!
こうやって、自分自身で9マスを使っていくと、文章を書く前の『準備』がとても大切だということが改めて分かります。
情報収集や準備を怠っているから、『さあ書こう!』とパソコンの前に座っても、全く指が動かず『なにを書こうか・・・』となってしまいます。
しかし、事前の準備ができていれば書き出すときにはすでに内容は決まっているので、あとは書いていくだけなんですね!
この他、9マスだけではなく、自問自答することで読ませる文章を書けるようになる方法や、文章テンプレート・文章エクササイズなども書かれており、僕のようにアウトプットに悩んでいる方には、即効性のある、とても素晴らしい1冊となっています!
ちなみに、9マス活用法は、あの大谷翔平選手も実践し、そのことごとくを達成しているほどの有効性があります!
SNSやブログは、仕事にしていないのであれば、正直『趣味』の範囲です。
ですので、何を書こうがどんな内容にしようが、書く人の自由でもあります。
しかし、ただただ内容もなく、誰に向けて書いているのかも分からずでは、読んでくれる人もいませんし、せっかく書いているのに読んでくれる人がいなければモチベーションも上がりません。
読んでもらえるようにするには、読んでくれる人のことを一生懸命に考え、いかにその人の役に立てるか?読んでくれた人がハッピーになってくれたか?そして行動してくれたか?がとても大事だと僕は思っています。
著書の山口さんも本書でおっしゃられている、『うまい文章とは目的を達成できる文章』と書かれている通り、目的を持って書いたのならば、読んだ相手にその目的に合った行動をしてもらえれば、それは『うまい文章』になります。
逆に、行動してもらえなければ、その文章は伝わっておらず『下手な文章』となってしまいます。
やはり、いかに相手を考えて情報をキャッチし、相手の『不を解消する』ことができるかが大切ではないでしょうか?
そしてなにより
『文章=読む人へのプレゼント』
読んでくれた人が、『喜び』『ハッピーになり』『行動してくれて』『いろんな人に話したくなる』
僕も、読む人へのプレゼントになる素敵な文章が書けるよう、これからもアウトプットを頑張っていきたいです!