なぜ人は物やサービスを買うのか?
前回、『顧客のニーズを引き出す究極の質問方法』を書きました。
簡単にまとめると『ほめ出し』をする!
相手を褒めて『いや、実はね・・・』と、ニーズを引き出すところまで行ったとしましょう!
でも、まだあなたの商品は売り込んではだめです!
まだ早い!
そこはグッとこらえて下さい!
大事なのはここからです!
そもそもなぜ人は物やサービスを買うのでしょうか?
これも簡単。
必要だからです。
そんなのはあたりまえと思うじゃないですか?
でも、そのあたりまえを分からずに、とにかく自分の売りたいものを売るだけの人が実際に多いんです!
だから売れない!
ニーズとはなんでしょうか?
ニーズとは、人が問題を解決したい意欲であり
問題とは、現状と理想の間だと思っています。
つまり、現状と理想のギャップが激しいほど人は購買意欲が湧くのです!
と、言うことはニーズが引き出せたとしてもそれは表面上だけであり、『なぜそれが問題なのか?』を深掘りして現状の把握をし、更に相手の『理想の未来』を聞き出すことで、始めて提案をすることができるのです!
この、現状と理想のギャップが大きいほど人は動き、小さいほど動きません。
『理想』
┃
┃
┃ 問題
┃
┃
『現状』
例えば、目の前に水がある人に、『水どうですか?』と聞いても、その人は手に入れたい理想が小さいので『いや、まだあるからいらない』となってしまいます。
逆に、現状水がなくて、今すぐ手に入れたい『理想の未来』を持っている人に『水どうですか?』と聞けば『今すぐ欲しい!』となるわけです。
もしかしたら、その水は欲しい人には1,000円でも10,000円でも売れる可能性があるのです。
このように、『現状』と『理想』のギャップが大きければ人は動くのです!
では、どうすれば『現状』と『理想』の原因と問題点を深掘りすることができるのでしょうか?
それはまた次回!