地の時代から、風の時代へ
VUCAの時代と言われて久しく感じますが
最近はまた新たな時代がやってきたようです。
それが
地の時代から、風の時代へ
このお話の大本は、占星術(せんせいじゅつ)といわれる、太陽系の星の位置や動きと、人間や社会のあり方とを結びつけて占う方法から来ているそうです。
『そうです』というのは、僕自身が、占いなどには明るくないのです・・・
ですので、占星術の詳細については不明なのですが、面白いのは、地の時代と風の時代の内容の違いについてです。
例えば、地の時代のお金や物などは、『所有』し、それを自身の手元に『固定』し、より多くと『蓄積』してきました。
しかし、風の時代では、それらを人と人の間で『シェア』し、『移動』させて『循環』させる時代です。
地の時代の会社や仕事は、『組織』がありその中は『縦社会』です。
風の時代では、『個人』や『フリーランス』の活動が増え、その人同士でつながる『横のつながり』が増えてきています。
では、そのつながりはどうでしょうか?
地の時代は、『狭く』『深く』
風の時代では『広く』浅くではなく『緩く』です。
つながりを強く縛らない、いつ離れてもいいし、いつでも戻ってきていいよという、緩い繋がりです。
では、コミュニティはどうでしょうか?
地の時代では、自身が所属する場所は、務めている『会社』や、住んでいる『地域』、そして『家族』がメインでした。
しかし、風の時代では、会社と家庭だけではない、第三の居場所と言われる『サードプレイス』や、固定された地域だけではなく、『オンライン』で世界中の人と繋がれるようになりました
そして、成功。
何を持って成功かという価値感は、地の時代では『お金』を多く持っている、『地位』が高い、肩書が凄い、社会での『名声』があるという、誰かや何かとと比べた価値観の上に成り立っていました。
しかし、風の時代では、自分自身の『喜び』であったり、やり遂げた『達成感』であったり、『ありたい自分』で生きていけることの重要性が増しています。
これは、地の時代では、誰かや何かと比べて成功としていた価値観でしたが、風の時代では、誰かや何かと比べるのではなく、自分はどう感じているかが大切になっています。
ここで地の時代と風の時代を見比べると、ある一つの変化が見られます。
地の時代では、物質的な豊かさや生産性による安定です。
この時代は、大量に物を作れば売れて、どれだけ自分の資産を増やし貯めて、物を所有し、いい学校に行きいい会社に入り、人生を安定させるか。
自分以外の誰かと比較をすることで、価値観を高めてきました。
しかし風の時代では、人とのつながりや体験、喜びや精神的豊かさ、そしてどんな自分でありたいのかなど、目には見えづらいけど、人としてとても大切で大事にしていることに、自ら気づき実践していく時代になります。
つまり、自分の価値観を持っているということです。
物質的な豊かさは終わりを迎え、精神的な豊かさが求められる時代です。
皆さんは、この風の時代に、何を思い何を感じるでしょうか?
ではまた!
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