悩むから考えるへ、二次元思考から三次元思考へ
- 内省する
- 棚卸しをする
- 内面と向き合う
- 振り返りをする
- 自分と会話をする
考え方や言語化は様々ありますが、『自分と向き合い、心の深堀りをし、思考を整理する』ことは、実際は慣れていないとなかなか難しいものです。
考えているのに、いつも同じところに戻ってきて、堂々巡りしてしまうことってありませんか?
これって実は『考えている』のではなくて『悩んでいる』のです。
『考える』と『悩む』は違います。
『考える』とは、未来を見て、答えに向かっているいる状態です。
『悩む』とは、過去に囚われ、答えに向かっていない状態です。
図にしてみると下記のように、『考えている状態』なのに、同じところの戻ってきてしまうので『悩んでいる状態』です。
僕はこの状態を『二次元思考』と呼んでいます。
ではどうすれば『悩んでいる状態』から『考えている状態』にすることができるのか?
慣れていれば一人でもできるようになるのですが、まだ方法や慣れていない人には、『対話』がオススメです!
『対話』とは一対一や一対複数など、相手があってこそ成り立つ手法です。
なぜ、自分自身だけでやるのではなく、相手が必要なのか?
それは、自分とは違う価値観に触れることで、新しい視点の気づきを得ることができるからです。
図にすると下記のようになります。
僕はこの様な状態を『三次元思考』と呼んでいます。
先程の二次元思考と何が違うのか?
それは、同じ『円』という動きでありながらも、二次元思考では同じところに戻ってしまう『円』に対し、三次元思考では『円』を描きながらも螺旋階段のように深めて(登って)いきます!
これは、相手との対話により新たな視点や価値観から気付きを得ることで、『なるほど!』『だからか!』『そうか!』と思考を深めることができるようになります。
慣れてくると、一人でもできるようになるのですが、やはり人はどうしても無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に囚われてしまうことがあります。
これは、0にすることは無理です。
どんな人であっても、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)を無くすことはできません。
だからこそ、大人でも子供でも上司でも部下でも先輩でも後輩でも社長でも新入社員でも偉くても偉くなくても年配でも若者でも、どんな人にも『対話』は必要不可欠なのです。
もう少し砕けた言い方をすると『何でもぶっちゃけられる良き相談相手』が必要なのです。
しかし、対話する相手が誰でもいいわけではありません。
時にはプライベートなことまで話すこともあるので、相手との信頼関係がとても大事です。
信頼して話した相手が、あなたの情報を色々な人にばらしていたら、とても悲しい気持ちになったり憤りを感じるかと思います。
または、相談したのに否定されダメ出しされ説教され、自分の苦労話・自慢話・武勇伝ばかり話す人はどうでしょうか?
こんな人には二度と話したくないなと、信頼関係が崩れてしまいます。
ですので、『対話をする相手』は慎重に選んだほうがいいです。
もし、身近に思い当たる人がいない場合には、外部から探すのもアリです。
例えば、世の中には『コーチング』というコミュニケーションスキルがあります。
コーチングは「答えはその人の中にある」という原則のもと、 相手が状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、 相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術なのです。
引用:一般社団法人日本コーチ連盟
僕自身も、これまで30人ほどの人とオンラインでコーチングを行ってきましたので、もし『やってみたいな~』と思われましたら、お気軽にご連絡ください!
『何でもぶっちゃけられる良き相談相手』がいることで、あなたの『悩み』が『考える』に変わり『ゴール』まで行くこともできるかもしれません!
ぜひ、まずは自分の周りの人から思い浮かべてみましょう!
ではまた!