なぜスーツを着るのか?
皆さんは、仕事に出勤する際は『スーツ』を着ているでしょうか?
ここ最近は、仕事努めの人でもカジュアルな服装が多くなってきてはいますが、それでも多くのサラリーマンは『スーツ』を着て日々を過ごされていますよね。
そんな僕もスーツを着て通勤をし、暑い夏でもお客様に訪問するときにはネクタイを締め上着を着てという、『ザ・サラリーマン』な姿をしていました。
ところが、今の会社に転職をすると
『見てて暑苦しい』
『スーツは堅苦しく見える』
『ウチはカジュアルでいいですよ』
と、社内の主に女性たちから非難轟々アドバイスを頂戴し
一歩踏み出して、Tシャツやポロシャツにして通勤してみました。
快適すぎてもうスーツに戻れないwww
汗かいても肌にひっつかなくて快適に過ごせるし、なにより涼しい!
今まで、無理してでもワイシャツを着てたのはなんだったんだ!
ここまでの感覚を覚えてからというものの、そもそも『なぜスーツを着なければならなかったのか?』という考えが生まれました。
結果から言うと、おそらく『ルールだから』でしょう。
日本人の好きな『決まりごと』ですね。
以前の職場では、スーツを着ることが決まりであり、誰もがその決まりに従っていました。
僕も、それが決まりなら仕方がないと、スーツを着ていました。
わざわざその『決まり』に逆らっても、上司に呼びだされて時間を取られたり、同僚から不憫な目で見られるくらいなら、『決まりに従っている』ほうが楽だからです。
それに、日本の企業では『スーツが当たり前で礼儀である』という考えや思考は、まだまだ当たり前とされています。
確かにビジネスの場であれば、スーツを着ていれば間違えはないですし、失礼にもなりません。
人や場合によっては、スーツでないことに不快感を持つ人もいらっしゃいます。
スーツがないと仕事ができないのか?と思う半面
その人には『見た目を重視する』という考えがあるという認識も持たないといけません。
自分はどんな人に合っても、どんな場所に行っても、Tシャツにジーンスだけで絶対に信念を曲げない。
という考えを貫くのも素晴らしいことです。
しかし、世の中には『身なりがしっかりしていないと、話すら聞かない』という人がいることも事実です。
どちらが正しいとか、どちらが悪いなどではなく、10人いれば10人とも考えが違うことを認識しておかなくてはいけません。
しかしそんな中、中途半端だな~と思うのが
『クールビズ』です。
これは企業によって『クールビズ』の考え方が違ったり、期間が違ったりしますし、そもそも人によって
上着は着るのか着ないのか?
ネクタイはするのかしないのか?
Yシャツは半袖なのか長袖なのか?
など、曖昧なことだらけです。
そもそもなぜスーツを着なければいけないのでしょうか?
ルールだから?
皆が着ているから?
相手が不快感を感じるから?
こんな理由で着ているのなら、それはただの思考停止です。
例えば有名な話ですと、スティーブ・ジョブズは生前、黒のタートルネックにジーンズというスタイルを貫いていました。
これは『毎朝、なにを着るのかを決めることは時間の無駄』と考えていたり『他にも決断することは山のようにある。少しでも決断の数を減らすため』とも言われています。
このように、毎日同じ服を着るとしても、サラリーマンのがスーツを着るように『ただなんとなく・・・』ではなく、『着る理由を言語化できていること』ができるかできないかではないでしょうか?
そんな僕もこれまでは『とりあえずスーツを着ていれば間違えない』という『思考停止』でスーツを着ていることもありました。
しかし今は、カジュアルな服装でいることもあれば、ネクタイを締める時もあります。
そのおかげで服装の幅が広がり、TPOを考えた服装選びをする思考になりました。
自分なりのルールを設け
例えば
初めての訪問のお客様にはネクタイを締め、上着も着る
ここぞというプレゼンの時には、お気に入りのネクタイとスーツを着る
2回目以降のお客様で、相手もカジュアルなら自分もカジュアルにする
1日社内なら、ラフな服装
というルールを設けました。
自分だけがいいわけではなく、相手から見られている自分も意識しています。
皆さんは、なぜスーツを着るのでしょうか?
もし着なくてもいいルールになったら、なにを着ていくでしょうか?
一度カジュアルな服装で出勤すると、もうスーツには戻れなくなるかもしれませんよ!