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志を育てる/田久保善彦:書評

 

 

 

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グロービス経営大学院:田久保善彦さん著書の志を育てるを読みましたので、感想を書いていきます!

 

志を育てる 増補改訂版: リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために

志を育てる 増補改訂版: リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために

 

 

 

グロービス経営大学院といえば、大人の学び直しの場として有名なビジネススクールです。

 

今回紹介する志を育てるは以前、グロービス経営大学院にとても興味があり、説明会に参加した際に頂きました1冊です。

 

とても読み応えがあり、自身の心の中に訴えられる内容でした!

 

 

突然ですが、皆さんは『志』と聞いてどんなイメージがあるでしょうか?

 

  • 想い
  • 価値観
  • ビジョン
  • 確固たる決意
  • 揺るぎない信念

 

人それぞれに『志』のイメージがあると思います。

 

どれも正解で間違えなんてありません。

 

 

この本『志を育てる』では、読んだ人が共通の認識を持つために

『志』を下記に定義されています。

 

『一定の期間、人生をかけてコミットできるようなこと(目標)』

 

 

と定義されていますが、『人生をかけて』とまで言われると、人によっては志をそこまっで高く意識していないと思われるかも知れません。

 

しかし、安心してください。

 

この本では

  • そもそも志とは何か?
  • どういった時に志は生まれるのか?
  • 志のサイクルや成長

などが、実際に志を感じ持たれた方たちの、体験談を基に書かれた内容となっているので、体験内容によっては自身と近しい思いを持ちながら読むこともできますし、とても再現性が高いと感じる1冊となっています。

 

読み進めていくと分かるのですが、この本に登場される誰しもが、最初から高い志があったわけではないことが分かります。

 

何気なく始め進めていくうちに、一生をかけて成し遂げたいことだと気づいた。

ある特定の人の発言や思いに共感し、自信もその道に進みたいと感じた。

自信が体験した不条理を解決したいと思い、行動した。

 

つまり、誰しもがなにかしらの体験やきっかけがあった結果、『志』にたどり着いたことが分かります。

 

ただ、これだけ未来が見えづらい現代において、『志』や『やりたいこと』などは、そう簡単に見つかるものではないかも知れません。

 

そんな人にオススメしたいのが、グロービス経営大学院で講師を務めていらっしゃる

伊藤洋一さん著書の『やりたいことなんて、なくていい』です!

 

やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義

やりたいことなんて、なくていい。 将来の不安と焦りがなくなるキャリア講義

  • 作者:伊藤 羊一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2019/12/14
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

とても端的に言うと

 

やりたいことが見つからなくてもいい。

ただ、目の前の仕事に対し、一生懸命に取り組んでいれば、やがてやりたいことが見つかる!

 

今はただ、目の前のことに一生懸命になり120%の結果を出すことに集中しよう!

 

 

といった内容の本です。

 

『志を育てる』が少し入り辛いなと思われるのであれば、ぜひ先に『やりたいことなんて、なくていい』を読むことで、『志』に気づくきっかけになるかもしれません!

 

 

来年の自分に向け、この年末年始にピッタリの1冊です!

 

ぜひ読んでみてください!

 

志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために

志を育てる―リーダーとして自己を成長させ、道を切りひらくために