居心地がいいと感じたら、それは一歩踏み出すサイン
皆さんは、自分がそこにいて、居心地がいいなと感じる居場所はあるでしょうか？
居場所というのも色々とあり、物理的な居場所もあれば、所属しているコミュニティも居場所になります。
その居場所があなたにとってとても居心地がいい場所であり、ずっといたいなと思うのであれば、心理的安全性が確保されている場所であり、それはとても素敵なことです！
ただ、物事には必ず多角的な見方があります。
例えば今回の『居心地がいい場所』というのは、少し見方を変えてみると、安心・安全な場所は成長の促進に繋がりづらいとも言えます。
なぜならば、居心地がいいというのは現状がそうなっているからこそ安心感を覚える一方で、変化することに不安が出てくるからです。
人は『変わる』ということに対し、少なからず不安や怖れがあります。
所属しているコミュニティや組織が上手くいっているときなどは、『わざわざ変えある必要がない、変えて今の居心地の良さが変わったら嫌だ』という心境もあります。
それも一つの価値観ですし、心理的安全性ができている居場所を作り上げてきた事は、とても素敵で素晴らしい経験です。
ただ、その居場所が心地いいと思い、いつまでもその場に留まり続けることは、本当に自分の成長に繋がっているでしょうか？
居心地がいいと感じる場所は、自分の変化に鈍感になりがちです。
だからこそ僕は、自分が居心地がいいなと感じた時には、あえてその場から一歩を踏み出し、別の居場所に行くように心がけています。
別の居場所にいくということは、新たな価値観に出会えます。
新たな価値観に出会えることで、自分の知識や思考がアップデートされ、また新しい気づきを得ることで成長に繋がっていきます。
この様な、居心地がいい場所から一歩踏み出して外に出ることを、最近では『コンフォートゾーンを出る』と言いますね。
それぞれのゾーンには特徴があります。
この様に、コンフォートゾーンは居心地はいいけども、成長は少ない。
しかし、パニックゾーンにいてしまうと、ストレスの大きさから潰れてしまう可能性もある。
だからこそ、コンフォートゾーンから一歩を踏み出した、自分にとって少しチャレンジしている居場所がラーニングゾーンであり、そこには適度なストレスと大きな成長があります！
そして、ラーニングゾーンが居心地がいいと感じたら、それはあなたのコンフォートゾーンが広がった証でもあります。
もしそう感じたのなら、それはまた一歩を踏み出すサインです。
もし今あなたが、『成長を感じられない』と思っているのであれば、そこはまだコンフォートゾーンにいるのかもしれませんので、もう一歩を踏み出してみましょう！
反対に、チャレンジしている中でストレスを多く感じ、不安や危険を感じているのであれば、そこはパニックゾーンにいるかも知れないので、一歩戻ってみるのも効果的です！
ただ、自分が今どこのゾーンにいるのかは、他人では分かりません。
もし他人に相談したとしても、それはその人にとってのゾーンの広さになるので、あなたには合わないこともあります。
だからこそ、『今、自分はどのゾーンにいるのか？』は、自分自身で気づくことが必要です。
あなたは今、どのゾーンにいますか？
ぜひ、自分の成長とともに考えてみて下さい！
ではまた！
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